気に入りの町

週末ぐらいは、気ままにのんびりしたいと思い、昨日は午後に友人とスタントンへ。スタントンは小さいけれど、第28代大統領ウッドロウ・ウィルソン大統領の家がある町でもあるし、私立の女子大やシェークスピア劇場もある歴史的、また文化的な町。

歴史的に移住者の人種が違う(イギリス系とアイルランド系との違い)ためなのか、天候が山の東側と西側とが異なるためなのか、なんとなくこの辺と雰囲気が違う。生えている樹林の種類やレンガの色、町並みの雰囲気などもこの辺の派手さはなく、そこはなんかしっとりとしているし。その町にあるメリーボールドウィン大と以前学会で行ったワシントン・リー大(レキシントン)とは、なんとなく似通った雰囲気があるから、やっぱり山に関係あるのかもしれないけど、とにかく、スタントンは、私の好きな町の一つ。

また、大学近くの昨日行ったレストランは、メニューが凝っていて、伝統的なアメリカ的でいて、国際的でいて、フランス料理的でいて、とにかくクリエイティブ。そして、なんか洗練された雰囲気。
Japanese spring roll (日本の春巻き)というアピタイザーは、どんなものかと思って頼んでみたら、確かに春巻きなんだけど、そこに、パイナップルのすったものと、わさびと寿司しょうがが添えてあって、しょうゆ味のソースが少しかかっていて。。という感じ。日本のタイプではないけれど、中にいっぱい野菜が入っていて、からっと揚げてあって美味しかった。ただ、大きな塊のわさびがきれいに添えてあったんだけど、他の人はどうやって食べるんだろうと思った。日本的な食べ方を知らなかったら、わさびをそのままがぶっと頬張らんばかりの盛り付けだと思うんだけど。

また、サーモンをフライドバナナとソテーほうれん草の上にのせるというアイデアは、普通思いつかないけど、これがなかなか良くて、ちょっと驚きだったし、鱒の包み焼きは、きれいな尾頭付きの鱒が香りよく調理してあって、どれも試してみたい気がした。

食事の後、クーポンがあったので、久々にボーリングに行った。今日になったら、あんな軽いスポーツなのに、ちょっと筋肉痛。ということは、あれでも運動になったということなのか。楽しくて運動になるに越した事はない。

ところで、この時期、あちこちの店で、かぼちゃが売っている。今年は忙しくてまだ買ってなかったのだけど、この店、二個で10ドル。わあ、安い(今まで、一個10ドルはしたと記憶)、さっそく二個買ってきて玄関の前に置いた。