夢心地悪い

夢見が悪いと言うが、昨晩、実際は夢じゃなかったけど、朝起きて、まるで夢見が悪かったような変な感じが残っていた。

というのは、寝ているときに、電話がかかって目が覚めた(と少なくとも思った)。つまり、意識の中で、電話がかかって起こされたという気持ちがあったからだった。ところが、実際は電話はかかってなかったのに、その後、一分も経たないうちに、本当に電話がかかってきたのだった。まずは、実際の電話がかかる前にそれが見えてしまったことで、びっくりした。

電話のベルはすぐに切れたが、時間を見たら、まだ午前4時。日本で急なことでもあったら嫌だと、まず、電話番号を急いでチェック。そしたら、去年なくなった母の、もうとっくに解約した携帯の下4桁の番号だったので、ええ、そんな馬鹿なこと、と怖くなりながらも、少し寝ぼけているのか、あの世からメッセージなのかと本気で思ったりして、でも、そんなはずはないと思い直し、とりあえず、現実的に考えたら、きっと日本の友人が、時差を知らなくて間違えてかけてきたんだろうと思い、まずは眠りに戻る事にした。

だから朝起きたとき、まだ変な気持ちがしていて、よく電話番号を見たら、確かに母の携帯の下4桁だけど、日本の番号でないことが分かり、間違い電話だったのだと納得し、ほっとした。

でも、そのためなのか、今日は一日、頭が重くて、眠いような、疲れているような、頭痛があるような感じを持ちながら一日を過ごし、採点もクラスのギリギリまでかかり、クラスが終わったら、すっかりくたくたになってしまった。もう今夜は、早く寝て、昨日の寝不足を解消しなくちゃと思う。