遂にうちにもやってきた

今朝のWMCの今月の例会は、サクソフォンの演奏会だった。この演奏家はCMTAのメンバーでもあり、私の友人でもあるが、彼女は本当に才能があると思う。バッハからジャズまで、幅広く演奏、サックスとピアノを教えながらも、Neuroscience(神経科学)のPh.D. candidateなのだ。彼女のバックグラウンドはドイツでもアメリカでも音楽で(彼女はドイツ人)、音楽で修士号を持ちながら、今は、彼女自身の関心事である、内耳と平衡感覚障害の研究をしている。昨年、彼女の研究分野を子供の聴力発達と音楽的側面からの講義を聞いたことがあるが、本当に面白かった。そんな忙しい中、演奏会を自然体で完璧にこなしたりして、すごいなと思う。バッハの時代にサクソフォンはなかったから、バッハがサクソフォンのために作曲する由もないが、彼女の演奏会では、いつもチェロのバッハの無伴奏を弾いてくれるけど、正にサックスのためにかかれたかと思うように素晴らしい音楽になっている。

今夜は、UVAの語学寮に住む日本語の学生たちとの夕食会だった。そこに住む学生たちは、いつも日本語を話すことが求められているのだが、実際はあまり徹底できない、でも、夕ご飯だけは、皆で一緒に食べて日本語だけで話すということにしているそうだ。そして週一回は先生たちを招待して一緒にご飯を食べているのである。今日が私の担当だったのである。10人ぐらいいたが、なかなかいいグループだったし、その中の何人かは本当に上手で、話すスピードも速くて驚いた。会話も面白く、とてもいい雰囲気で楽しかった。

ところで、先日、うちの家の玄関前の植木を切ってもらい、その後にmum(菊)を買ってきて植えようと4鉢置いてあったのだが、ピアノの生徒の父兄たちに、いい考えですねとほめられて、私も植えるのを楽しみにしていたのに、今朝起きたら、その中の一つの鉢の花の部分だけがすべて無くなっていたのだ。これは正に鹿の仕業。本当にショック。きっと甘いのだろうけど、花だけ無くなっていて茎はしっかり残っている。よく友人たちから庭の鹿問題を聞かされていたが、自分は大丈夫と思っていたけど、とうとう見つけられてしまったのかと思ったら、がっくりしてしまった。赤唐辛子を花にかけるといいということだが、果たして。。。

左は食べられる前。                 右は今朝の状態。