日本語プレゼン発表会

hanamizuki-notes2009-12-03

今日は本当に忙しくて目が廻りそうになりながらも、すべて無事に終わり、ほっと一息。

一年生のクラスで、この間カンニングした学生は、ふてぶてしくも、平然と私の口答試験を受けに来たので、まずは、先日の0点にしたテストを返しながら、少し説教をした。他の大学なら、退学させられるところだが、これは単語テストであること、それと、初犯であるということで、今回だけは見送ることにした。次にやったら自動的にクラスを不合格にすると伝えた。アメリカでは、交通違反など、初犯(初めての失敗)は「許す」の姿勢があるから、セカンドチャンスを与えてもいいかと。

ところで、夜の二年生のプレゼンテーションの発表会は、素晴らしいものだった。皆がユニークで、楽しくて笑いが絶えなかったし、学生たちも生き生きとしていた。
学生たちも言っているけれど、このクラスは本当にいいクラスだと思う。みんなで支えあったり高めあう雰囲気もあるし、創造力もユーモアのセンスもバツグンだ。また、私の方から頼んだわけではないのに、みたらし団子を作ってきた学生やお菓子や飲み物を持ってきた学生もいたし、プレゼンが終わっても和気合い合いとしていた。私もお菓子とお茶を持って行ったが、家で、冷たい麦茶と温かい煎茶と両方用意していたのに、出かける時、慌てて冷蔵庫に入れてあった麦茶を忘れてしまった。紙コップだけ、しっかり持って行ってどうしようかと思ったけど、他の学生が持ってきてくれてうれしかった。

スペイン語でDulce de Lecheというアイスクリームなどにかけるミルクキャラメルの味のソースを一人の学生からクリスマスプレゼントだと言ってもらった。ラテンアメリカのものらしいが、彼が彼のお兄さんと一緒に作った手作りということで、私にとって初めて、とても美味しくて感激した。

帰り道、運転しながら、もうすでにあちこちクリスマスライトが灯されていることに気づいた。今年はまだ気温も暖かかったし、暖かいと、なんかまだ早いような気がするけど、やっぱり12月なんだわと、改めて。