ひとり言

昨日は、朝凍り雨が降って、本当にdrearyな(惨めなで憂鬱になるような)雨の一日だったが、今日は、一転して明るくて天気もよく気分も晴れた。

タンデムの一人の学生から、クリスマスのCDをもらった。彼が自分で好きな曲を入れたクリスマスにちなんだアルバムで、さっそく聴いてみたけど、若いのにセンスがよくて、びっくりした。心に響いてくる曲が多かったが、音楽というものは、直接心に響いてきて一瞬のうちに感動を与えてくれるものだとつくづく思った。

それにつき、先日、友人と、たまたま絵画鑑賞と音楽鑑賞の違いを話し合ってたけど、彼女は、ヨーロッパの美術館で見た絵画があまりにも素晴らしくて、涙が止まらなかったと言ったので、ふと、私はそんな経験があったかと振り返ってみたけれど、絵画を見て、それほどの感動をおぼえたことはないと思った。
「聴く」と「見る」の違いに関係するのだろうか。でも、素晴らしい景色に身を置いて、涙が出るような感動をおぼえたことはあるから、それに近いのかもしれない。昨日の薄暗い天気空では、欝っぽくなりそうだったし。それと、人の性格にもよる。涙もろい人とかいるし。
でも、私は、音楽のわずかな一つのフレーズで、元気になったり、沈んだりするから、やっぱり「音」の方が訴えるものが強いと思うんだけど。