ようやく

うちの前の道に除雪車が来たものの、たった一回だけ。一回ではとてもきれいになる筈なく、道はぐちゃぐちゃ、雪の塊で道がでこぼこだった。
一方、うちの庭やドライブウェーも相変わらず、少しはとけているようだったけど、ほとんど変わらずの状態、どうしようもないので、午後、昨日隣の人が頼んだ業者の人に電話して来て貰って、snow blowerでやれるところまで雪を吹いてもらった。凍っているところはできないけれど、せめてドライブウェーだけでもクリアにしないと、どうしようもないし、ひょっとして今週末もfreezing rain(凍り雨)が降るかもとの予報を聞いては、ほっておくわけにも行かなかった。

というわけで、ようやくドライブウェーの地面が見え、車を出すことができた。道路はまだ状態が悪いので、危なっかしいのだけど、四輪駆動なんだからできる筈だと、ギアーをローにしてゆっくり気をつけて走ったが、近くの店まで食料品の調達をすることができた。

今日も引き続き、シャベルに頑張ったせいか、右腕と身体右半分がどうも変で、腕の骨がビーンと痛むし、肩から腕にかけてだるいし、もう本当に重労働の後のような症状。おまけに、ドライブウェーの雪を吹き飛ばしてもらったものの、昨日まで滑らなかったのに、かえってツルツルになってしまい、急坂のため、何度も転びそうになり(実際、数回しりもち、結果お尻で滑り降りる)、転びそうになる毎に身体のバランスを取ろうとしたためか、身体のあちこちが痛くなってしまった。坂下に降ろした車に乗り込むのにも命がけの気持ちで気が重い。明日は筋肉痛なんだろうか。

実は、一昨日、息子を迎えに行くはずだったのだけど、勿論、こんな状態では未だ行けず。女友達を二人も連れて来るそうなので、こんなツルツルでは彼女らに怪我でもされたら困るし、もう一台の車は未だに雪の中に埋もれているので、家で缶詰になるがおちなので、もう少し待ってもらって、様子を見ることにした。こんな状況じゃ仕方ない。息子たちは、町の中なので、雪がこんなに降っても、らくらく歩いて買い物したりして、まるで別世界のようなのだし。私は田舎で一人で奮闘というわけである。

隣の人は18年ここに住んでいてこんな大雪初めてだと言っていたけれど、昨日のニュースによると、この町で、これ程の大雪は1920年以来とか。そんなの私は生きてもいなかったのだから知る由もなし。先日から、こんなの生まれて初めてだと皆にふれまわっていたけれど、さもありなん。納得。