快晴

LCの音楽コンクールの審査員の仕事は、無事終わった。今年は本当に楽しかった。例年やっているけど、今年のレベルはとても高く、演奏を聴くのも楽しかった。とは言え、この仕事は楽しいけど責任重大だし、一人ずつ、時間内にコメントを細部に渡って書かなければならず、実はこれが、集中力かなり使うので、いつも終わると、頭の上で蝶が飛びそうになる。
点数だけでなく、今後どんなことに気をつけたらよいかなど、指導的なコメントを短時間に書くのは大変ではあるけど、いい演奏に出会うと、やっぱりうれしい。今日の器楽部の優勝者はバイオリンでメンデルスゾーンのバイオリンコンチェルト。素晴らしい演奏だった。自分の世界に入って聴かせてくれるという演奏。つい聴き惚れてしまった。

その折、久しぶりにRに会って二人で一緒に仕事をしたわけだけど、彼はなんとなく元気がなかった。来年の仕事が危ういらしい。本当に近年の経済の低迷状態はまだまだいろんなところに影響がある。公立校も予算削減に伴い、かなりの先生がカットされるそうだし、カリキュラムも大幅に変わるそうだし。教育は非常に大切なことだと思うのに、ここに一番しわ寄せがくるのは、あまりいいサインではない。

ところで、今日は本当にいい天気で暖かかった。この勢いで、雪よ、とけてくれ、と願うところ。