無事到着

昨晩、無事日本に到着。天候は雨。梅雨のど真ん中なんだから、仕方ない。でも気温は予想より涼しい。でもこの空気は日本。しっとりとしてお肌によさそう。それに懐かしい空気を感じた。
今回は息子も一緒に来たので、出発前のホテルも旅行の道中も、久しぶりに一緒にゆっくり話せたなと感じた。子供たちって、いつも心ではつながっていると感じているし、子育てのときも絶えず一緒にいたからそれが普通な感じがしていたけど、こうやって本当に久しぶりに一緒に旅行してみると、いろいろ心に思っていることや、成長の変化とかが分かり、それと同時に、こういう機会ももうそんなにないんだろうなと妙な感慨があった。それでも若者は元気で、昨晩着いたばかりなのに、中学校時代の友人たちの集まりがたまたまあるとかで、早速泊まりで出かけてしまったが、それでいいんだと思う。
私は機上でのこのごろの傾向として映画三昧。またもや4本続けて見てしまったので、一睡もできず、こちらに到着した時にはもうぐったり。でも、映画はどれも本当によかった。
実はその一本”Music of the heart” はもう以前日本で見たことがあったが、見る前はすっかり忘れていたのだけど、息子はその頃、小学生だったのに覚えていて、この映画は、前に日本で試写会のために、パッフェルベルのカノンを合奏したんだよというじゃない。そういわれてみれば、そんなことあった。合奏は覚えているけれど、うちの子供たち3人がそれぞれバイオリンとビオラとチェロで一緒に合奏に加わってそれぞれがギャラをもらった唯一の演奏がその映画の試写会のためだったことを忘れていた。子供心にギャラをもらって弾くということは印象深かったのだろう。改めて見たけれど、よかった。音楽は頭で弾くんじゃない、心で弾くものよ、というくだり。当然のことだけど、絶対必要なこと。
あとの3本は、"A beautiful mind”(実在のノーベル賞受賞天才数学者ジョン・ナッシュの激動の半生)”The blind side”(フットボールのスター選手マイケル・オアーの高校時代の秘話)、そして”Did you hear about the Morgans?“(これは純粋に娯楽で、楽しいけど内容的には大したことなかったけど)他のは本当によかった。