梅雨の合い間

友人からのメールで、私が早く出てよかったよという。私は木曜日、昼ごろうちを出たが、ずっとアメリカを発つまで晴れていたから、私としては、日本に着いたら雨で、ああ、梅雨なんだわと実感したのだが、彼女によると、実は私が出た後、竜巻で、2500件もの被害が出たとか。ラッキーだったねと言われた。停電も数あったらしい。彼女がうちの前を通って様子を見て来ると言ってくれた。助かる。木がうちに倒れてなければいいけど。一本倒れそうな木があったから、ちょっと気になるけど、外だから道路側に倒れてくれれば、市が片付けてくれると思う。オンラインニュースを見たら、かなりの被害だったらしい写真の数々だった。


昨日はそんなこと露知らず、雨の合間の晴れ間で、まず両親のお墓参りに行った。母がよく雨の日はお墓に行かないほうがいいと言ってたので、朝は行かないつもりだったのだが、昼にかけてみるみる間に晴れて好天気になったので行って来た。
今では日本に来たら、お墓参りをするという習慣になったが、もう実家もないし、お墓が実家に来るような感じになった気がしている。母が亡くなる前にはそんな風に考えたこともなかったんだけど、不思議な感覚だと思う。
下の息子はまだ出かけていたので、次男と行った。近くに住んでいるのに、全然お墓に行ってなかったよう。一緒に行けば将来私が今感じているような感覚を持ってくれるのかもしれない。そんなことを思いながら、母と同じようなことをしている自分に苦笑した。
実は、私は若いときにはキリスト教に熱心だったので、全然仏教のお墓のことなど関心を示さなかったのだ。それでも、母はいつも、何でも信じていいのだよと自分の信心深さがありながら、何も押し付けることはなかった母は大きかったなと思う。優しくて決して押し付けないのに、まるで行楽に行くかのように一緒にお墓参りに行っていた。これって、実は無意識の洗脳だったのかも。。。