秋の光

このところ、夕方の光がやっぱり秋で、奇麗なんだけど、ちょっと物悲しくしっとりと感じてしまう。珍しく今日の午後は割りとゆっくりしていたんだけど、この時期の午後3時から4時ごろの光は、他の季節にないものがあると思う。ちょっとオレンジっぽい、だるい光に照らされた木々を見ると、まるで、映画の中のような違う世界にいるかのような錯覚を覚えるし、ちょっぴり感傷的になってしまう。

でも、夜の月は毎日一段と明るい。まだ半月を少し過ぎたところなのに、本当に明るくて、毎晩、月の明るさを楽しんでいる。毎年、月が気になる時期。この点では、私は絶対日本人だなと思う。というか、これは母の影響だったのだけど、母は月の様子を日常的によく気にしてた人だったから、そんな母の横で子供の時に育ったら、どこにいても月には関心が高くなるというもの。来週の仲秋の名月が楽しみ。


ところで、この間、オレゴン州で青酸カリを知らない女の人にかけられて、顔に重症な火傷を負ったと言っていた女性が、実は自分でかけたんだということが分かったというニュースを読んだ。気の毒な彼女を助けるためにと寄付まで集められていたのに。。。自分をそんなに傷つけてしまうなんて、余程、心が病んでいるのだろうか。。。ショックだった。