ゴミ出しで戦慄

明日はゴミの日だから、夜帰宅後、ゴミ出しをした。いつも重いゴミ箱を引きずりながらドライブウェーを歩いて下がるのだが、結構急な坂なので、ゴミが特に多くて特別重い時など、私の身体まで引っ張られて滑り落ちそうになるのを必死に支えて坂を降りることになる。
今夜もそんな感じでゆっくり歩いて降りていたのだけど、いきなり隣からすごい音が近づいてくるので、一体何事なのかと思ったら、隣の家のドライブウェーのやっぱり坂上から、ゴミ箱だけが長い坂を勢いよく滑り落ちて来るではないか。まるで襲われそうな殺気で思わず、ヒャーッと逃げたら、私のゴミ箱はひっくり返り、大変なことに。
なんと、隣の人は私に気づかず、ゴミ箱だけをすべり落としていたのである。後で、彼女が坂を降りてきて、あら、こんにちは、同じ時に出してたのね、気づかなかったわ、とケロッとして言って、雪すべりみたいよね、だって。
もう本当にびっくりしてしまった。別に隣の奥さんが普段、変な人とか下品な人というわけでもなく、普通のマナーのある、明るくて快活な奥さんなのに、もし、そのゴミ箱が私に当たったらということを考えないのかしらんとなんか信じられなかった。すみませんの一言もないんだから。日本なら、一応は何でもすみませんじゃないかしらん。勿論、どんな言葉も気持ちが入ってなきゃ同じなのかもしれないんだけど。でも、でも。。。