日曜礼拝の初日

昨日は教会のピアニストの日曜礼拝初日だった。
就活の第一面接の時、私の履歴書に、オルガンのバックグラウンドがあまり多くないということが、ちょっと疑問視されているかもという感じがあったので、初仕事で、オルガン曲をバッチリやって見せようと目論んでいた。だから、日曜には早めに行って、レジストレーション(オルガンでは音色を曲の途中で変える)を効果的に工夫して、プレリュードからさっそくオルガンで演奏した。
なんと、私のプレリュードが終わったら、拍手の代わりに(礼拝中は演奏のための拍手はしない)何人かが声を出して、“アレルーヤ!”と叫んだ。最後のポストルードもオルガンで弾いた。他は全てピアノで弾いたけど全て大成功。
とにかく嬉しかったのは、皆が口々に喜んでくれて、私たちは待ち望んでいたのよ、ここまで待った甲斐があったわ、とか、次回の礼拝後、私の妻も一緒に、ランチに来てください、とか、音楽が素晴らしすぎて、涙が出ました、と言ってくれた紳士、等等、皆が感激してくれて、こんなに喜んで待ち望んでいてくれたのかを知ったら、私もなんだか感動してしまった。
ある女性が、教会の礼拝は音楽が半分だから、音楽は本当に大切なので、どんなに感激しているか分からないと私の両手を取って伝えてくれたときには、普段の演奏会とは違う形でも私の演奏を楽しんでもらえることを感じ、なんか役に立ったような感じが特に嬉しいと思った。