今年の日本語二年生のクラス

今日の二年生のクラスでは、クラスの学生たちにまんまとやられてしまった。と言っても、特に悪いことではない。冗談としてはなかなかのもんだったし、学生たちの仲の良さの共同作業、日本語を学ぼうとする積極性、など、前向きのいい面が見えるので、まんまとやられても嬉しかった。
二年生のクラスでは初めにいつも一人ずつ、最近あったことなどを話してもらうのだが、前にそれぞれが話した内容をクラスの他の学生がそっくりそのまま、自分の話として話したのだ。途中では、あまりにもよくできた偶然の話だわなんて、のんきに思っていたら、最後に話した普段非常に真面目な学生が、その一週間前に他の学生が話したストーリーをそのまま、きれいにペラペラと話したので、そこで、これはやっぱり仕組まれていると分かったのだ。
それにしても、皆が完璧に、まとまりあるストーリーをよく練習してあって、それはそれは、すごいと思ったのだ。皆で協力したのも、よく分かったし、今年の二年生の仲の良さはかなりのもんだと思うし、そうやって、皆で協力して自主的に勉強できる雰囲気を励ましたいので、まんまとやられてびっくりしたけれど、やられた〜と笑い飛ばして終えることにした。(実際には笑い過ぎてしまって涙すら。。)