世間は狭い

という話はあるけれど、まさにそういうことばかりあり、この週末も唖然としてしまった。何の気なしにしゃべったら、そこにいた人が関連者だったという事が後で分かることが多い。例えば、最近別件で会って話した人が、実は以前、教えていた学生のモトカノだったりとか。、そんなことは日常茶飯事のようにあり、この町で二つの仕事をして、ある程度の年数がたてば、どこかで関わりがあるということなのだろう。

ところで、日本にいる息子から電話あり、私が親しくしていた私の高齢の友人に道でばったり会って話したが、どうやら、もう一人の友人の体調がよくないことを知った。
彼も高齢で、日本に帰るたびに、この3人で一緒にお茶したりしていたのだが、彼は昨年夏に胃がんで胃の摘出手術を受けてから、あまり体調がよくなくて、どうやら、かなり痩せてしまって、ゆっくりしか歩けなくなったらしい。ショックだった。
彼は定年退職後、絵筆に情熱を燃やし、個展まで何回か開いていたし、毎回、日本に帰ったとき、私のために絵を用意してくださっていた。このコンピューター時代に、直筆の長い手紙を送ってくれたのも本当に嬉しかった。こういういろいろな思い出が次々と浮かんできて、寂しくなった。
息子が道で会った友人にまずは電話した。彼女はとても元気そうで、安心した。