バイオリン・リサイタル

バイオリンのクリスマスリサイタルの伴奏の仕事をしたが、いろいろハプニングが重なって、バイオリンの先生はかなりピリピリしていたけれど、私にとっては、結果的に楽で楽しい仕事となった。
結果としては、リサイタルはとてもいいものになったから、先生もほっとして喜んでいたけれど、一時は結構大変なようだった。
その一つの例は、一人の生徒の楽器が直前に壊れて、昨日のリハーサルで先生の古い楽器を使おうとしたら、弦が切れてしまい、予備の弦がなくて、私とリハーサルができなかったので、この時点では私もぴりぴりしていたのだが、この生徒の壊れた楽器の修理が間に合わなくて、今朝、その生徒が先生に何回も電話しても、先生の携帯電話が車に引かれ、壊れてしまっていて通じず、先生にその古い楽器を持ってきてもらうこともできず、云々。。。
まあ、こんな類のことが引き続き起こり、結果的にその生徒はこの曲をリサイタルで弾くことができなかったのだ。これは残念なことなんだけど、ただ、この生徒はビオラとバイオリンと両方で出演の予定だったので、バイオリンだけは弾けたからよかった。実は、私にとっては、このビオラの曲がかなり難しく、テンポもかなり速かったので、リハーサルなしで弾くのは嫌だったから、結果、楽器がなくて弾かないことになり、ほっとしたというわけ。