今現在、一番ストレスになっていることは、

日本の歌のコーラス。それなのに、一方では、こういう作業が楽しいわけで、だから、大変だからあまり乗り気じゃないと思ってもやめられない。
昨日のコーラスの練習は、先週よりうまく行ったと思う。今年は男性陣が充実していて嬉しい反面、女性の響きがまだ今一。練習していけば、よくなるとは思うけど、なんせ、練習時間が足りないことがネック。
ところで、なんかの縁だと思うことが多い中、実は、ほんの数日前、或る他の町に引っ越した元の学生のことが頭にふと浮かんできて、彼は今、どうしてるかなと思っていたところ、なんと、昨日、突然、その子が練習室に現れて、びっくり仰天。
二年前にPVCCを卒業して、他の大学に行っているのだけど、時々、UVAのラボで仕事してるので、時々この町に来ることもあることは知っていたけれど、まさか、コーラスを練習しているところで、再会するとは。。彼のほうもびっくりしたが、以前から、彼はピアノを私に聴いてほしいと言っていたこともあり、私のコーラスの練習が終わった後で、さっそく楽譜を持ち出してきて、ショパンのプレリュードを何曲か弾いて聴かせてくれた。この絶妙なるタイミングに、お互い興奮して、楽しくおしゃべりをした。二週間後にまた来て、今度はショパンの「革命」を聴かせてくれるそうだ。
純粋で素直な、稀に見る性格の良い青年で、こういう縁っていつも驚くところである。以前は、結構偶然、あちこちでばったり会ったけれど、引っ越してからはずっと会っていなかった。医学系の大学院に行くために今試験勉強中で、ひょっとしたら、ヨーロッパ(ポーランドかイギリス)に行ってしまうかもしれない。もともと、彼はポーランド人、ポーランドでは、学費は無料なのだそうだが、いろいろな状況を考えると、ロンドンが一番可能性ありそうと言っていた。


さて、今日の午後は、私立の男子高校でのピアノレッスンに行ってきた。この学校は全寮制の進学男子校。しかし、日本で想像する男子校というより、みんな本当にゆったりとしていて、感じのいい優しい高校生ばかりで、本当に楽しかった。
湖と山に囲まれていて、自然が本当にきれいだし、音楽室(音楽小屋)はその湖のほとりにぽつんとあり、その部屋にはグランドピアノにアップライトピアノに、たくさんのキーボード、また音楽ミクサーの特別室も設置されており、音楽専門の学校でもないのに、いかにもかなりの高額所得者が集まっているような気がした。海外やカリフォルニアなど遠くから全寮制の進学男子校に入学させるというのは、金額的にも本当に大変なはずだから。