最近、

忙しく感じる一つの理由は、早起き。どうも、私は早起きしなくちゃいけない日が続くと体調が悪くなることが多いのだが、早起きしても、依然と寝るのが遅くて寝不足状態が続くからなのだ。先週から毎朝、7時起きが続いていて、毎日4〜5時間の睡眠を続けていたので、先週末から体調が悪くなってしまっていた。毎朝コーラスのリハーサル(私は伴奏者)だったけど、そのコンサートが今夜終わって、ほっと一息だった。今朝早朝に、ディレクターのTから今夜は黒で、と言ったけど、今夜はキャジュアルでいいよ、自分も茶色着るからってテキストが来たので、私も茶色着て行ったら、その茶が彼の茶と面白いくらい同じ茶色で、演奏も素晴らしくうまく行ったので、終わってから、彼も舞台を降りてすぐに、We are a good team!!と言ってガッツポーズ。楽しかった。
それにしても、こちらでの高校の音楽の先生たちは大変だなといつも思う。音楽教育があまり大切に思われていない時勢なので、先生たちもがんばって資金稼ぎをしなくちゃいけないのだ。今夜も演奏直後に引き続いて、このような音楽教育の充実のために、皆さん、寄付などのご協力をお願いしますとスピーチをしなくちゃいけないわけ。こういうことは、何年こちらに住んでいても、日本人の私にはなかなか慣れないものを感じてしまう。公立の学校教育で先生たちが、演奏の指導だけでなく、こういう呼びかけをしなくちゃいけないなんて。私の報酬についても、当初、彼が交渉するから私のほうの希望を言ってといわれてたのだけど、私の提示した希望が学校側予算の金額より高かったらしく、私に支払うために資金を集めると言われたので、私から少し譲歩することにしたのだけど、彼は私をどうしても欲しいと頑張ってくれていたので、嬉しいけど、なんだか申しわけなかった。。。。とこんな状態。確かに私は時給で要求したけれど、一クラスわずか45分なので、これを1時間で計算するとちょっと多かったかもしれない。
一方で、世間では、コマーシャル的な、かなり高額な伴奏の仕事があるのに、学校の仕事の状況はなかなか厳しい。本当は学校教育に一番お金も力も注いでもらいたいところなんだけど。その点、日本の中央集権下の義務教育である音楽教育の充実は誇れるところだと思う。


週末、秋晴れの昼下がり。


さて、昨年手に入れたアフリカンバイオレットが、一年ぶりにきれいな花を咲かせた。ずっと花が咲かなくて、もう駄目かなと思っていたので、予期しない大きな贈り物をもらった気分になった。