日本の現代曲音楽会

日本の作曲家による現代曲の演奏会を聴いた。ピアニストは、私の友人、そしてその旦那さんはマリンバ。もう本当に息をのむ演奏とは正にこのこと。最後の二曲など、インテンス過ぎて息ができなくなりそうなほど、演奏が終わって、聴いているだけでも身体に力が入ってしまった。
その直後、友人は、倒れそうなほどくたびれていた。そりゃそうでしょ、あの演奏をしたら、頭がクラクラしそうだし、興奮もあるから。本当にくたびれたと言っていた。でも、彼女はあれだけの演奏をするのだから、気が強くて、しっかりしているはずなのに、すぐに優しい笑顔を見せて挨拶しているので、ますますすごいなって思った。
現代の作曲家の現代曲は本当に難しい。最後に演奏したマリンバとピアノの曲の楽譜は、すべて手書き、楽譜を見せてもらったけど、すごく見にくいし、なんと、ほとんど英語で注が書かれているのに、突然、日本語で注釈がしてあるところがあったりして、彼らは日本語がわからないから、誰かに聞いたりした模様。この作曲家はかなりユニークのようで、コンピューターを最後まで使わないので、出版されているものでも手書きのコピーなのだった。