やっぱり、

恐れていたことが起こったような気がする。
この間のショーケース。私は4つのルーテインを踊ったが、これは生徒としては前代未聞。ということで、実はあまり目立ちたくない私としては、内心、何か不安なものがあったのだが、今夜、私のインストラクターの1人から、他の生徒さんが私に妬みを持っているらしいことを知った。三人のインストラクターについて習っていることも妬みの一つらしい。それだけ、私はお金も払っているのだし、と思っても、他の人たちはそのように思わないようだ。
また、競技会でも2人のインストラクターと踊ろうかと思ったら、どうやら、この2人は確執があるようで、その狭間でちょっと辛いことになってしまった。でも、ほかの数人は、この二人のインストラクターと分けて踊るのに、なんで私だけに注目されるのって思うのだけれど。私がスムーズのカテゴリー(ワルツ、フォックストロット、タンゴなど)のダンスが得意だから、生徒の取り合いっていうことになっているのかもしれない。
今年は目立たないようにやっていなくちゃいけない年廻りだと分かっているので、くれぐれも気をつけていたのだけど、ちょっと辛いことになってしまってがっかりした。
ダンスを真剣にやる人は、気が強くて競争心が強い人が多いと感じるが、私も結局、それに当てはまるのかな。この間、自分はそれほど競争心が強くなくて、誰とも競争したくない、ただ、上手になりたいだけなのだと、一番上の先生に言ったら、それこそが、競争心なんだよと言われ、びっくりした。人と競争するんじゃない、自分自身と競争して、自分自身に勝とうとしているのだから、それに勝る競争心はないと言われ、ああ成る程と、納得させられた。確かに、真剣に上手になりたいと思って頑張っているのだから、自分に勝とうという競争心が強いということなんだから。その真剣さが気に入っていると言われて、それも、先生として理解できる部分だ。真剣な生徒さんには、先生として、真剣に与えられるもの全部を教えたいのは自然だから。