DNA研究

に関する実験をしている研究者による結果について、面白い話を聞いた。
ネズミに甘い蜜をなめさせて、その直後に電気ショックを与えることを繰り返すと、そのネズミは甘い蜜をなめただけで、身体に電気ショックを与えなくても身体を震わすようになった。これだけを見ればなんてこと無いのだけれど、この反応が、実は、次の世代にも続き、次のジェネレーションでは、電気ショックを与えなくても、甘い蜜をなめさせるだけで、身体を震わせるようになり、それが、ずっと何代も繰り返されたということなのだ。

研究というのは、時間がかかるものだから、何が本当に正しいかは専門家に任せるにしろ、この話を聞いて、たとえ、たかがネズミによる実験でも、色々考えるところがあり、なかなか面白い議題だなって思った。

人は、学習によって習うのか、遺伝的に過去に起こったことを覚えていて、スキルを得るのか。。

これに発展して、小さい子供なのに、天才的ピアニストのように弾ける子の演奏を聴いて、これは、単に習ったわけではないな、天才だと思うことがあるけれど、それに関して、今では、3つのオプションが考えられるということなのかな。
今まで、考えてきたのは、1) もともといわゆるピアノの天才として生まれた(突如としていきなり奇跡のように生まれる)、または、2) 過去に存在した天才的ピアニストの生まれ変わり(この場合、自分の祖先とは限らない、もう少し、スピリチュアルな世界だから、それはどこから来るのか、全く予想不可能)、そして、今回のことを用いれば、3) 祖先で習って学んでできるようになったことを遺伝的に持っている(これは、遺伝だから、実の祖先から来ているはず)。

と書きながら、こういうことくちゃくちゃ考えるのが大好きな私の相変わらずの趣味に苦笑しながら、これも、実は、親譲りかも。。父親がそんなところがあったっけ。