あの日

大学のイベントは順調にいったが、まさかのまさかのことだったが、帰りにばったり会った人。
なんだかまた私の勘が当たった気がして、本当に驚いた。そこでその人に会うとは思っていたわけではないが、会った時の向こうの顔つきで、予想通りだということがわかったから、やっぱり、と思ったし、他にも感じていたことがあって当たっていたので、全てが見えた気がした。向こうとしては、私に会いたくなかったと思うし、まさか会うとは思ってなかったと思うから、ショックではじめ顔が引きつっていたのだ。でも、あとで、取り直して、普通になったけど、その人の心の内が見て取れて、誰も悪いことはできないよと思う瞬間だった。この人が悪いことをしたわけではないかもしれないけど、何か、心に抱えている問題があって、それがなぜか、私を避けたいようなのだと思った。
でも、そんな滅多にないことが起こったので、2005年以来、この私にとって記念日とも言える3月30日は、このように終わったから、今年はそれほど悪くなかったのだと思う。あの事件を忘れずに毎年、なんとなく記念日として覚えているのだから、今日は何が起こるのかなって、多少、心の中で準備していたのだ。
結局のところ、今年は悪い事件では全然なかったが、驚いたことは確か。一応、今年のイベントとなる1日は無事終わった。