終わり良ければ全て良し。

日本滞在も残すところ数日となり、いろいろやらなきゃいけないことも大分片付けてきたものの、まだまだある。
昨晩は、息子のちょっとした演奏会があり、私は伴奏をした。午後の練習中、テールピースがいきなり壊れて弦が飛ぶというハプニングがあり、パニック。慌てて修理屋に連絡して、飛んで行って直してもらい、演奏会に臨むということになったので、心中、穏やかならず、本当に慌てたし、ストレスだった。なんとか間に合い、無事に弾けたようだが、この湿度の高い時期なのに、かえって音が明るく鳴り大成功で、音の響きも抜群だったので、このちょっとした事故は、結果的に良かったことになったのだった。
人生って、こういうことがよくあると思う。ある意味、運に任せるということになるのだが、我々のコントロールできない力というか、運命のようなものがあって、結局のところ、成るようにしかならない。練習中に壊れた時には、ああ、運が悪いって思ったことが、最終的に吉になったのだ。演奏はとても好評だった。