えらいことになった。。。

バイオリン教則本の終了コンサートの伴奏の仕事があった。20曲も弾かなくちゃいけなかったが、無事終わり、楽しかった。それは万々歳なんだけど、その後、えらいことになった(大変なことになった)。この言葉は、名古屋弁だが、まさにこの表現のニュアンスがぴったり合う状況だった。
今日の会場はクエーカー教徒の集会所で、教会とは言ってないけれど、クエーカー教は、ある意味、宗教的な雰囲気がある平和主義のグループで、私の友人もそこに行ったことがあるし、私の友人にはクエーカーを指示する人たちが多いのだが、このバイオリンの先生は、非常に敬虔なクリスチャンで、ある意味融通の利かない人で、いつも見方が狭いなって思っていた。だから、政治や宗教のトピックは、日頃、受身で聞くようにしていたのだが、今日は、この集会所がとても素敵な可愛いところだったので、みんな気に入って、ここはいいわねって話し合っていて、そこへ、私が、私の友人はクエーカーでよくここに来るけど、私は初めて来たんですよ、と言ったところ、ある男性が、自分はクエーカーの平和主義はとてもいいっていう意見を言った。そしたら、このバイオリンの彼女が、議論を始めたのだ。
この二人が真剣になって議論し始めて、私は、しばらくそこにいたが、この議論が白熱してきて大変な状態になりつつあったので、いきなり、お先にと言って帰ってきた。
なんだか、私が持ち出したクエーカーの話題で、この議論が始まってしまったので、ちょっと申し訳ない気持ちになった。でも、どうして、彼らは、適当に流して話ができないのかなって思った。二人とも意地になっていた。バイオリンの演奏会の主催者の家族は、あっけに取られて、そこで帰るわけにも行かず呆然としていたし、どうして、そういう周りの状況が見えないのかなって思わざるを得なかった。